G社様_コマツプレスブレーキの搬入
2021/08/27
コマツ油圧サーボプレスブレーキの搬入をご紹介します。
今回の搬入も見事な秋晴れとなりました。
待つこと30分。機械を乗せたトラックとクレーン車が到着しました。
今日はこのお客様にコマツプレスブレーキをお入れし、これまで使用していた中古のプレスブレーキを他のお客様へ運びます。
今回お入れする135トンのプレスブレーキはコマツの新製品です。
85トン機ではオプションであった2軸のベンディングアイが標準化されました。
ベンディングアイとは、レーザ光でワークに触れることなく曲げ角度を読み取り、瞬時に狙い角度に補正してくれる装置です。
この装置を入れることで、曲げて角度ゲージで測ってもう一度追い込んでなんていう、熟練度が必要な工程が大幅に省かれるわけです。
最近でこそ、この方式を模倣した他社機も出始めましたが、コマツが老舗です。
私が初めてベンディングアイ付きのプレスブレーキを販売したのが10年以上前ですから、相当な歴史があります。
このベンディングアイは、これまで3.2mmの板厚までしか計測できませんでしたが、新製品の発売に伴い6mmまで測定できるようになりました。
コマツの作業者が0.8mm~6mmのスプリングバック量を測定し、NCに登録しています。
初期データは入っていますが、お客様の材料を使ってより正確なデータを入力します。
軟鋼・ステンレスなど異なる素材を板厚ごとに登録するので若干時間はかかりますが、ここでしっかりと登録しておくとあとが楽です。
プレスブレーキの操作指導を行っています。
他メーカからコマツへ乗り換えて頂いたお客様なので、皆さん熱心に教育を受けて頂きました。
作業効率を落とさない最新の安全装置もお付けしたので、安心して長くお使い頂ければ嬉しいです。
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