D社様_三菱4.5kw レーザ加工機の搬入
2021/03/17
三菱レーザ加工機の搬入日です。
X軸はテーブルが動き、Y軸は加工ヘッドが動くハイブリッド型レーザです。
加工の高速化を狙い、テーブル固定型レーザのみで勝負するメーカが増えましたが、三菱はこの手のハイブリッド型も製作しています。
Z軸のストロークが300mmあること。機械カバーにおおわれていないことから根強い人気があるのです。
そもそも加工の高速化と言ってみても、切断速度は発振器の大きさで決まるわけですから、テーブル固定型だろうがハイブリッド型であろうが、同じ出力の発振器を積んでいれば切断時間は同じです。
軸送り(カラ送り)の時間が変わるだけです。
さて、今日ご搬入申し上げるお客様は2016年4月にも三菱レーザをお入れ頂いており、通算4台目のご導入です。
自動車部品メーカですが、三次元レーザを入れると技術力が落ちるからと二次元レーザと治具を組み合わせて自動車部品のレーザ加工を行ってきました。
最近は自動車試作部品の仕事量が落ちてきているので、好況の板金仕事を入れて波に乗られています。
自動車部品製作から板金加工にシフトされたわけです。
それができたのも汎用性のない三次元レーザではなく、あえて二次元レーザでお仕事をされてきたからです。
今日は午前中雨の予報でしたが、機械を全て運び入れるまでなんとかもちました。
工場に入り、通路を挟んで右手前に一昨年お入れしたレーザがあり、左にマシニングセンタが並んでいるので、片側50mmの隙間を残して工場奥にレーザをお入れしました。
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