C社様_三菱4.5kwレーザ加工機の搬入
2025/11/16
20年以上お付き合いのあるお客様に4台目のレーザ加工機をご導入いただきました。
私が販売店のサラリーマンだった頃に1台目のレーザを購入していただきました。その後私が多少規模の大きな機械商社に移籍した際フォロー不足に陥り、先代社長の不興を買い取引が途絶えてしまいました。

起業後、ふとこのお客様を訪ねてみようと思い伺ってみると社長(先代)が門の前に立っていました。
私を見てとても驚いているご様子でした。
挨拶をすると、その場に何とも言えない空気が流れたことをよく覚えています。

ひとしきり話をするとちょうど今新たなレーザ加工機の導入を検討中だが、私から切り替えた商社と別件で揉めているとのこと。
先代は「今の商社と揉めていることをどこかで聞いたのか?」と不思議がっていました。
先ほどの何とも言えない雰囲気の原因はこれだったのかと思い至りましたが、私はそんな話は知りません。
たまたま伺っただけです。
現社長(当時専務)が私に向かい「このタイミングで来るか!持ってるな」とおっしゃったお言葉を今でもよく覚えています。


それからとんとん拍子に話が進み、1カ月後弊社とストッカ付のレーザ加工機の契約を交わしていただきました。
いろいろな偶然が重なりあって、またこのお客様とお付き合いできることとなりました。自分で事業をしていると不思議なことが度々起こります。
でもそれは決して多くはありません。
このお客様との出来事はとても印象深く、私はきっと死ぬまで忘れないと思います。

そして今回4台目のレーザを購入してくださったのは現社長です。
当時現社長は専務でしたが、専務と常務の後押しがあったからこそ再びお付き合いができるようになったということも重々承知しております。
4台目のレーザをご導入いただいた時、現社長から「結局4台全部平野さんから買ったな」という有難いお言葉をいただきました。
私にとって特別なお客様だけに感慨もひとしおでした。
先代のご冥福をお祈りいたします。
大変お世話になり心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。





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