N社様_バリ取り機の搬入
2024/05/08
バリ取り機を搬入しました。
機械上部についている研磨ブラシが、回転と旋回をしながらコンベア上のワークについているバリを削り取ります。
コンベアには多数の穴があいており、その穴から吸引することでワークを固定しています。
磁力で固定するタイプのコンベアもありますが、軟鋼以外に使えないので吸引タイプを採用するお客様が多いです。
アルミは粉じん爆発が起こる危険があるので集塵機を防爆仕様にする必要がありますが、それによって粉じん爆発がなくなるわけではありません。
集塵機内で爆発が起きた際の爆風を、横ではなく上に逃がす構造にしているだけです。
バリ取り作業は手があいた作業者が掛け持ちでおこなうことが多く、器用不器用・丁寧か雑かにより仕上がりに差がでやすい工程です。
複数の作業者がかかわる作業で不良が出始めた場合は、原因の特定が難しく対策が立てにくいので、ここに機械を入れて品質を一定にすることはとても意味があることです。
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