E社様＿中古4ｋｗレーザ加工機の移設
2020/01/08
2020年1月8日 （雨のち曇）
Ｈ社様への新品三菱レーザ加工機の搬入を控え、同社でこれまでご使用になられていた日平トヤマ製レーザを転売しました。
写真左側の白い機械です。
この日平レーザは2007年に私が販売した機械なので、中古機械屋に置いてあるような前歴の分からない機械とは異なります。
13年経った今でも、SUSの窒素切断で16mm、軟鋼の酸素切断で19mmを綺麗に仕上げます。
FANUC発振器は当たり外れがあると言いますが、その噂が本当であれば、この機械は正に当たりなのでしょう。
搬出作業の準備をしていると雨が猛烈に降り始めたので、急遽クレーン車を工場内に入れ、中で作業を行うことにしました。
トラックにレーザを乗せ外に出ると、既に雨は上がり雲間から薄日が漏れはじめていました。
これから約100㎞の道のりを移動します。
この日平レーザをご購入して下さるお客さまとは、弊社顧客のご紹介で知り合いました。
長年新品レーザの導入をご検討されていたメーカです。
内製による工期短縮を狙いレーザ導入を図っていましたが、自社製品を切る為だけに新品のレーザを入れるには、機械が高額過ぎてペイラインを描けず、二の足を踏んでいました。
本格的に板金仕事をしようにも、周辺は工作機械メーカの出す機械カバーの仕事で成り立っており、単価が安く好不況の波をもろに受ける工作機械の仕事に、慣れない会社が安易に手を出せば痛い目にあいかねません。
今回弊社のお客さまがレーザを入れ替えると連絡すると、すぐにこの中古機械を見に来て下さり即決して頂きました。
購入価格が安いので、自社製品のみの切断でも十分にペイできると喜んでみえました。
これからメーカによるレーザの立ち上げ作業に入ります。
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