B社様_マザック4kw FABRI GEARの搬入
2021/08/28
ヤマザキマザックFABRI GEARの搬入です。
本機はマザックの誇る形鋼専用全自動マシンです。
全長23メートルのシステム中央にレーザ加工ユニットが設置され、そのユニットを挟むように左右にコンベアが広がります。
右側の素材コンベア上に8メートルの形鋼を転がしておくと、全自動でレーザ加工を行い、レーザ加工ユニット左側の完成品コンベア上にピッキング、流し出してくれるシステムです。
転がしておく形鋼はサイズによりますが、このお客様は40本程度転がしています。
このお客様とは弊社顧客からのご紹介で知り合い、2014年に1台目のマザックレーザをお入れ頂いており、今回が2台目のレーザ加工機ご導入となります。
朝客先に到着して暫くすると、巨大なトレーラーが何台も現れました。
これが形鋼をつかんでレーザ加工ユニットへと送るチャックです。
大きいですね。
国内には平板加工機にロータリーテーブルをつけてパイプ加工する機械は多々ありますが、H鋼は加工できません。
2次元レーザの大きな加工ヘッドではH鋼に代表される入り組んだワークには寄り付けないのです。
形鋼加工に関して言えば、このFABRI GEARは正にオンリーワンの機械だと思います。
全長23メートルの巨大システムも夕方には形になりました。
後日談ですが、このお客様はFABRI GEARを入れたことで生産性が5倍上がったそうです。
現在販売しているレーザ加工機の中で、これだけ飛躍的に生産力が上がる機械はなかなかありません。
FABRI GEARを1台導入されると2台3台と増設されるお客様が後を絶たない理由がわかるような気がします。
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